ミニものブログ(旧)

ミニチュアを作っています!

【ミニチュア動画】折り込み広告風の求人チラシ

 

新しい動画を追加しました。

 

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ミニチュアのパッケージデザイン等の方法を解説したコンテンツは少ないと思いますので、参考になれば幸いです。

 

求人チラシは、図形と文字入力ができれば、わりと簡単に作ることができると思います。今回は、PaintShop Pro 2018の使い方を紹介していますが、他のお絵かき系のソフトの操作も、おそらく似たような感じなはず…。

 

今回は、パソコンの全画面表示での視聴を推奨です。

 


ミニチュアの折り込み広告風の求人チラシ

 

ちなみに、パソコン画面の録画は、フリーウェアのCamStudio Portableを使いました。

 

CamStudio Portable | PortableApps.com - Portable software for USB, portable and cloud drives

 

英語版のソフトですが、デスクトップキャプチャのソフトを使ったことのある方ならば、たぶん使えるかと思われます。

【ミニチュア素材】求人広告チラシ

 

1/6スケールのミニチュアの求人広告チラシを作りました。

 

実物は、A3サイズ(297mm×420mm)のチラシと想定して、1/6スケールのミニチュアサイズ(49.5mm×70mm)に調整をしています。

 

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カラーコピー用紙にて印刷すると、新聞の折り込み広告チラシのようになるかもしれません。画像をダウンロードして、プリンターで印刷されてください。

 

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印刷後は切り抜きを。カッターでケガなどされないように…。

 

パソコンのお絵かきソフトの入門編として、こういったチラシ作成は有効でしょう。基本的に、文字と図形だけの組み合わせで完成しますので。

 

以下に、今回使用した主なフリーフォントを紹介します。

 

『コーポレート・ロゴM』・『コーポレート・ロゴB』

【おすすめ】「コーポレート・ロゴ」フォント無料ダウロード – 転職サイト・エージェント情報のLOGOTYPE.JP

 

『源暎ラテミン』

【フリーフォント】源暎フォント ダウンロード - 御琥祢屋

 

『青柳隷書しも』

青柳隷書しも

 

『ふい字』

ふい字置き場

 

『たぬき油性マジック』

フリーフォント『たぬき油性マジック』を公開しました。 – たぬきフォント

 

利用にあたっては、必ず各規約を確認されてください。

 

ちなみに、フォント関連は、以下のような記事も書いています。

 

mini-mono.hatenablog.com

 

『模型用シルバー塗料 完全カラーマニュアル』を購入しました

 

月刊のプラモデル誌「モデルアート」の増刊号『模型用シルバー塗料 完全カラーマニュアル』を購入しました。

 

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メタリックカラーの中でも、特に難しいシルバーに焦点をあてた本です。収録の塗料は以下の表紙画像をご参照ください。

 

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プラモデルを作る方には、おなじみの塗料群ですね。個人的には、シタデルカラーも収録してほしいと思いましたが、ファレホが収録されているのは嬉しいポイント。

 

模型でシルバーを表現するために、主に塗料をメインに紹介していますが、塗装以外のシルバー表現の方法も掲載されています。資料的な価値が高い一冊でしょう。

 

モデルアート誌を読んでいる方なら、ご存知かと思いますが、シルバー塗装というテーマは、モデルアートの特集の定番の1つ。過去にも月刊誌で何度か特集記事が組まれていますね。

 

2011年11月号銀塗装 完全マニュアル

 2013年5月号銀色再現徹底ガイド

 2015年7月号メタリックカラー攻略法

 実は、私が2011年の10月に書いた以下の記事は、モデルアートの銀塗装特集を読んで着想を得ました。

 

www.mini-mono.net

 念のため書いておきますと、この記事で紹介している塗料は、モデルアート誌面と全く違う塗料(ぺんてる絵の具・ガンダムマーカー・パイロットの油性ペン)です。

 

メタリックカラーは、語りだすと止まらなくなるので、この辺りで…。

 

 

PaintShop Proで画像の背景をぼかす方法

 

写真編集ソフトの『PaintShop Pro 2018』を購入しました。

 

まだまだ操作感は慣れないのですが、最近のソフトの高機能化には驚くばかりです。その1つが、画像の背景をぼかす方法。

 

画像例を見ると早いでしょうか。

 

元の画像。

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PaintShop Proで背景をぼかした画像。

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わかりやすくボケを強く入れてみました。一眼レフのカメラで撮ったような写真になりましたね。

 

操作は簡単です。

 

「調整」→「被写界深度」を選択。

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エリアを選択して、ぼかしの数値を調節するだけです。

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今持っている画像編集ソフトでも、背景をぼかすことはできるのですが、複数の写真を用意したりと、加工に手間がかかります。PaintShop Pro 2018なら、簡単な操作で画像にボケ味を加えることが可能です。

 

 

コーレル社の公式サイトでは、30日間の無料体験版がダウンロードできます。

 

www.paintshoppro.com

パソコンで絵を描くソフトを探しています

 

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現在、パソコンで絵が描けるソフトウェアを探しています。本格的な絵画やイラストを描くわけでなく、ミニチュア製作をしているので、食品のパッケージやチラシなどが作成できれば問題ありません。

 

私が使っているソフトは、すでに開発が終了したソフトなので、その後継となるようなソフトを探しています。

 

作成例:ミニチュアのチラシ

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希望は…

  1. 透過PNG形式やBMP形式で出力できる
  2. キャンバスがmm単位で指定できる
  3. CMYKが扱える
  4. 図形ツールが豊富
  5. サブスクリプションでなく買い切り

などでしょうか。

 

持続性などを考えると、無料よりも有料ソフトが望ましいです。(ずっと有料のソフトを使っていたので、無料のソフトだと過不足を感じるという側面もあります。)ですから、Amazonや家電量販店で購入できるソフトというのも条件かもしれません。

 

いくつか候補を絞りました。(価格は、記事執筆時点でのAmazon価格を参照しています。)

 

Photoshop Elements

 この分野の世界的な代表ソフト『Photoshop』の廉価版。厳密には、フォトレタッチソフトというジャンルになるんでしょうけど、ミニチュアのパッケージやチラシ程度なら問題なく作成できますね。記事執筆時点での価格は、Amazonで約1万3千円

 

インターネット上の情報や、教本も充実しているのも魅力的。学生や教職員向けの比較的安価なアカデミック版も存在します。

 

動画編集ソフトを持っていなくて、動画編集ソフトも欲しい方は、動画編集ソフト『Premiere』の廉価版もセット(約1万8千円)になった以下もおすすめです。

 

 

PaintShop PRO

 個人的には、アドビ社のPhotoshopと双璧をなすのが、コーレル社のPaintShopです。価格は約1万5千円

 

Ultimate版だと、ペイント系ソフトPainterの廉価版『Painter Essentials』も付属するようです。

 

世界的には老舗かつ著名なソフトにも関わらず、日本では絵を描くソフトとして、PaintShopをおすすめしている記事は、ほとんど見かけません。教本も少ないです。良いソフトなのは間違いないのですが…。

 

ちなみに、『Painter Essentials 6』が登場したので、旧『Painter Essentials  5』は、単体価格が非常に安くなっています。(約3千円。アカデミック版だと約2千円!)

 

 

CLIP STUDIO PAINT PRO

 現在、日本で絵を描くソフトの代表と言えば、この『CLIP STUDIO PAINT』でしょうか。ペンタブレットを使って、イラストや漫画を描くのに適しているようです。PRO版の他に、より漫画を描く機能が強化されたEX版もあるようですが、ミニチュアのパッケージ制作であれば、PROで充分でしょう。

 

ネット上の情報や教本も充実していて、比較的に安価(約6千円)なのも人気の秘密かもしれません。

 

openCanvas

 

 こちらも人気の高いソフトですね。現在のバージョンは、『openCanvas 6』。

 

CLIP STUDIO PAINTよりもさらに安価(約4千円)です。残念ながらCMYK(印刷向けのカラー)には対応していないようですが、絵を描く機能は充分でしょう。

 

 ペンタブレットを使われたい方は、『CLIP STUDIO PAINT』か『opneCanvas』がよいかと思います。個人的には、使っているPhotoshopのバージョンも古くなっているので、近日中に『PaintShop Pro』に買い替えるかもしれません。

【ミニチュア素材】半額シール

 

いくつか半額シールをデザインしました。素材画像は、ご自由にダウンロードされてご活用ください。ちなみに画像ファイルは、PNG形式で、大きさは500ピクセル四方。解像度は150dpiです。

 

半額シールその1。

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半額シールその2。

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文字なしバージョン。

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文字なしのギザギザを増やしたバージョン。

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半額シールその3。

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フォントは、商用利用も可能な「コーポレート・ロゴB」を使用しております。

 

【おすすめ】「コーポレート・ロゴ」フォントDL – 転職サイト・エージェント情報のLOGOTYPE.JP

 

パソコンと連携できる機能付きのラベルライターのテプラを持ってらっしゃる方は、以下のBMP形式の画像も用意しました。

 

半額シールBMP版。

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以下のミニチュアの半額シールは、テプラ(SR3900P)を使って印刷しています。

 

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ブログのHTTPS化とコメント欄閉鎖のお知らせ

 

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ミニチュアの話題ではなく、ブログ運営のお話です。

 

本日より、ブログをHTTPS化しました。

 

help.hatenablog.com

昔は、自分のWebサイトを独自でHTTPS化しようとすると、年額で数万円ほど払ってSSL証明書を購入していましたが…、なかなか凄い時代になりましたね…。

 

また、コメント欄も閉鎖しました。

 

最近、海外からのスパムコメントが多くなってきたので、コメント欄を閉鎖しております。

 

以上、2点のお知らせでした!

 

【追記】

2018年3月19日付で以下のアナウンスが…。

 

staff.hatenablog.com

スパムコメント増加は、他のはてなブログでも起こっている事象のようですね。

【ミニチュア動画】袋入り千切りキャベツ

 

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久しぶりにYouTubeに動画を投稿しました。ミニチュアの袋入りの千切りキャベツを作っています。

 

動画や音楽編集、ナレーションソフトなど、いくつか持っていますが動画を作るのは手間がかかりますね。

 

ブログのカテゴリに、『ミニチュア動画』を追加したので、今後は動画も投稿していきたいと思います。

 


ミニチュアの袋入り千切りキャベツ

両面シリコーン型のダボ穴の配置のコツ

 

両面シリコーン型を作る場合、いろいろとコツがあるのですが、そのコツの中から今回はダボ穴の配置について解説します。

 

2つのシリコーン型の片側に凸部分、もう片側に凹部分を作っておくと、貼り合わせる際のズレを軽減できるでしょう。この凹部分をダボ穴と呼びます。

 

私が初めて両面シリコーン型を作ったときに失敗した事柄の1つに、『ダボ穴を対称に作る』が挙げられるでしょうか…。

 

図解すると…。

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こんな風にダボ穴を作ってしまいました。(実際は、もう少し多くダボ穴を作りましたけど…。)

 

これ、左のシリコーン型と、右のシリコーン型を貼り合わせるときに、間違いを起こしやすい配置なんです。

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上の図のように、片側が90度ずれていても、貼り合わせが可能ですし…。

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180度ずれていても、貼り合わせ可能です。

 

同じ理由で、以下のような配置も好ましくありません。

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なぜなら、下の図のパターンでも貼り合わせできるからです。

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要するに、他のパターンでも貼り合わせができてしまうとNG。この図解では、わかりやすくアルファベットのAを用いましたが、ダボ穴を対称にしてしまうと、複製する形状によっては、とても紛らわしく、貼り合わせに悩むケースも少なくありません。

 

このようなトラブルを避ける方法の1つは、以下のような必ず1つのパターンでしか貼り合わせできないダボ穴の配置にすることです。

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このような配置をすることによって、貼り合わせが非常に楽になり、失敗を防ぐことができます。

 

まぁ、配置が同じでも、ダボ穴の形状を変えるという方法もありますけども…。

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余談ですが、タミヤやバンダイのプラモデルが組み立てやすいのは、他のパターンでパーツの組み合わせができないように、ダボ穴の配置に配慮がされていることも、要因の1つでしょうね。

 

両面シリコーン型については、ダボ穴以外に他の方法でピッタリと貼り合わせをする方法もありますが、今回はダボ穴の配置の話がメインなので、また機会があれば…。

 

ミニチュアの作り方を伝える難しさ

 

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2011年から、主にミニチュアの作り方を紹介するWEBサイトを運営しています。

 

www.mini-mono.net

いつも考えてしまう課題なのですが、ミニチュアの作り方を伝える難しさの1つに、条件や環境の違いが挙げられるでしょうか。

 

本や、インターネットの記事に載っている作り方を試してみたけど、うまくいかない…、こんな経験は誰しもあるかと思います。

 

これは記事執筆者と、その記事の読み手の条件や環境が違うせいかもしれません。

 

たとえば、塗料や接着剤などは、気温や湿度によって大きく性能が変わります。気温が低いと、接着力を発揮しにくい架橋型の接着剤などが、その代表でしょうか。

 

使う材料の違いも大きいでしょう。ひとくちに「木工用ボンド」と言っても、日本で一般的な白ボンドは、水に弱い性質がありますが、海外製の木工用ボンドは、屋外の雨水にも耐えられるような製品も珍しくありません。

 

地域性の違いもあるでしょうか。たとえば日光でUVレジンを硬化させる場合、北海道と沖縄では、降り注ぐ紫外線量が1割くらい違うので、硬化スピードに差がでる可能性があります。

 

組み合わせの違いも考えられます。具体的には、水性塗料の上から、水性ニスを塗ると塗料がにじんでしまう…、これは塗料とニスの相性が悪い、ミスマッチの問題ですね。この解決方法の1つは、油性のニスでコーティングすることです。

 

また、油性ペンで透明プラバンを着色し、上からUVレジン液を盛るとにじむ…、というのも相性の問題ですね。この場合、水性顔料のペンで着色するか、水溶性のUVレジンを使うことによって解決するでしょう。

 

プリンターで文字や図案を印刷した紙に、コーヒーや紅茶で染めるアンティーク加工も、染料インクで印刷した物だと、にじんでしまいます。この場合、顔料インクかトナーを使うプリンターで印刷すると解決しますが、プリンターによっては、黒だけ顔料インクで、カラーは染料インクなどの混在型もあるのでややこしいかもしれません。

 

ちなみにエプソンのプリンターは、PXからはじまる型番は顔料インク、EPからはじまる型番は染料インクのプリンターです。

 

材料の組み合わせで言えば、レジンの型として、食品のパッケージのプラスチックを使う方法を披露されている記事もありますが、パッケージのプラスチックが難接着性のオレフィン系樹脂、たとえばPP(プリプロピレン)ならば、パッケージとレジンが接着することはないので、型枠として使えるかと思われます。

 

しかし、PS(ポリスチレン)などの接着が容易な素材ならば、そのパッケージとレジンが接着するので、型枠としては、なかなか利用が難しいでしょう。(そのパッケージと接着して使う用法ならば、問題はないですが…。)

 

また、挙げるとキリがないかもしれませんが、素材の加工性の違いなども大きいんですよね。個人的には、プラ板やプラ材も、タミヤ社の物より、エバーグリーン社やプラストラクト社製のプラ材の方が加工しやすかったりしますね。

 

このような違いに配慮して書かれている文章を見かけると、かなり知識や経験が豊富で、親切な方なんだろうな…と感じます。