Fireworks感覚で操作できる『Affinity Designer』が便利
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基本的にブログ記事は、なるべく予備知識の少ない方でも読みやすいように書こうと思っていますが、今回は例外です。
先日、Corel社のPainter Essentials 5を含むPaintShop Pro 2018を購入しました。
しかしながら、Macromedia社時代からFireworksの操作に慣れているので、絵を描く場面では操作に違和感があります。今回、新たに購入したSerif Europe社のAffinity Designerが、とても操作感がよかったので、いくつか紹介を…。
インストールしたパソコンは、2015年に買ったものですが、OS:Windows 10、CPU:Core i7 6700、メモリ:16GB、SSD:240GB、HDD:3TB、GPU: GeForce GTX960 2GBというスペック。Affinity Designerのバージョンは、1.6.4です。
- mm単位でドキュメントが指定できる
- CMYKの取り扱いが可能
- レイヤーの操作感が似ている
- 塗りの適用
- ドキュメントの大きさを途中から変更可能
- 図形ツールが豊富
- フォントが多いと起動が遅い
- 縦書きに非対応
- 日本語フォントの表記がわかりにくい
mm単位でドキュメントが指定できる
ミニチュアを製作していると、mm単位でのドキュメントの指定は重要な要素になります。もちろんAffinity Designerは対応です。
CMYKの取り扱いが可能
これはFireworkでは、できなかった要素ですね。カラーフォーマットに、CMYKがあります。
レイヤーの操作感が似ている
Fireworksでは、レイヤーがフォルダ感覚で管理できました。
Affinity DesignerもFireworksに近い感覚で管理できます。レイヤーのロックも可能です。
塗りの適用
オブジェクトの内側と外側に塗りを適用するのも、Fireworksは簡単でした。
たとえば内側は赤、外側は黒といった指定が楽にできます。Affinity Designerも似たような感覚で操作可能です。
ドキュメントの大きさを途中から変更可能
この機能も大きいですね。特にミニチュアのパッケージを作る場合、表の面から作成し、側面や裏面を展開するときに、カンバスのサイズや基準位置が指定・変更できるFireworksは便利でした。
Affinity Designerも同様の操作が可能です。
図形ツールが豊富
これはFireworksより便利かもしれません。Affinity Designerは、図形ツールが充実しています。
しかしながら、Fireworksよりも劣る点もいくつか…。
フォントが多いと起動が遅い
フォントを入れ過ぎているのが悪いのですが、Affinity Designerを起ち上げるのに20秒くらいかかります。
縦書きに非対応
フォントの縦書きに非対応なのは不便ですね。
日本語フォントの表記がわかりにくい
基本的には、和文フォントは英名表記になるので、わかりにくいかもしれません。
しかしながら、フォントをお気に入りで管理できるのは嬉しいポイントです。(Fireworksも拡張機能で似たことができますが…。)
まだまだ紹介したい要素はあるのですが、今回はここまで。
Affinity Designerは、定価が6000円ほどですが、かなりコストパフォーマンスは高いソフトウェアだと思います。ダウンロード販売なので、家電量販店などで見かけることはありませんが、日本だとソースネクスト社からも購入可能です。
Serif Affinity Designer for PC
公式サイトからは、10日間の無料試用版のダウンロードもできます。