ミニルーターの選び方
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ミニルーターの選び方。
ミニチュア製作の電動工具と言えば、ミニルーターが筆頭でしょうか。木材や金属、プラスチック、レジンなどの切削や研磨などに活躍するモーターツールです。
先端工具(ビット)を付け替えることによって、穴開けなどの作業も可能になります。
私が使っているのは、以下のミニルーターです。
Mr.Meister 小型ペンタイプツール PT-αⅡ。
まず、このミニルーターを選んだ1番の理由は軽さです。
重いミニルーターは、長い時間作業をすると、腕や肩などに負担がかかります。このミニルーターは、自重が約79グラムと軽量です。
2番目は、回転速度の調整が可能なこと。ミニルーター本体に、電源スイッチも兼ねた、回転速度調整のダイアルが付いています。
場合によっては、逆回転機能なども付いている機種だと便利かもしれませんね。(特に左利きの方などは…。)
3番目は、先端工具の取り付けがドリルチャックであること。
ドリルチャック式だと、使用できる先端工具の幅が広がります。
↓ドリルチャックを狭めた場合です。
↓ドリルチャックを広げた場合。
穴の大きさが変わっていることがわかるでしょうか。
これにより、以下のような3mm軸の先端工具も利用できますし…。
軸径2.3mmの、以下のような先端工具も利用可能です。
先端の挿し込み口が固定のタイプだと、使用できる工具の数は少なくなります。たとえば、軸径が2.35mm固定の機種であれば、上記の3mm径のビットは、挿し込みできませんし、2.3mm径のビットだと、ゆるくて使いものになりません。
あとは、定格使用時間など、他に選定の要素はあるのですが、上記の3つだけでも念頭に置いていただくとよいかもしれません。
いろいろとオプション品のバリエーションや、メーカーの信頼性などを考慮すると、プロクソン社のミニルーター(No.28512)が1番無難だと思います。