ミニものブログ(旧)

ミニチュアを作っています!

分冊百科の『樹脂粘土でつくるミニチュアフード』創刊号を購入

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アシェット・コレクションズ・ジャパンより発売された『樹脂粘土でつくるミニチュアフード』の創刊号を購入。

 

ネット通販で予約していたので、2/21には届いていたのですが…、開封が遅くなってしまいました。創刊号は299円。すでに、ブログやSNS上で話題になっていますね。

 

昨年2018年に一部地域で販売されていた『樹脂粘土でつくるミニチュアフード』ですが、2019年2月20日より、めでたく全国展開となりました。

 


樹脂粘土でつくる ミニチュアフード - 【アシェット・コレクションズ・ジャパン】

創刊号は、粘土を測るスケール・筆・絵の具5種・樹脂粘土・ベビーパウダー・ベーキングパウダーと付属品が豊富です。

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特に付属している粘土は、グレイスという樹脂粘土ですが、街の手芸屋さんなどで買うと、200gで1200円ほど。

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 『樹脂粘土でつくるミニチュアフード』に付属のグレイスは、パッケージ込みの重さで約18g。これだけで100円くらいですかね。創刊号の299円は破格だと思います。

 

余談ですが、開封した樹脂粘土の保管方法は、手前味噌で恐縮ですが、以下の私の別サイトのページが参考になれば…。

www.mini-mono.net

創刊号はミニチュアのクロワッサン作りですが、作り方動画も公開されています。YouTubeの動画でアップされているので、このブログ記事に貼り付けようかと思ったのですが、限定公開のようでしたので、アシェットの公式ページから、リンクをたどった方がよいでしょうか。

mini-food.jp

個人的には、このような分冊百科のシリーズで、ミニチュアフードが題材になるのは感慨深いものがあります。しかし予定されている全120巻を揃えるとなると、金額にして約12万円。あくまで個人的な感想ですが、割高感があるのは否めません。

 

この『樹脂粘土でつくるミニチュアフード』を監修されているのは、ミニチュアフードの著作だけでも、何冊も出版されている関口真優さんです。

 

樹脂粘土とベーキングパウダー、電子レンジを使ってミニチュアパンを作る手法は、以下の関口真優さんの本にて紹介されています。

 

 ミニチュアフードに本格的に挑戦されたい方は、入門書を数冊読んで、道具と材料を揃えられたほうがよいかもしれません。

 

気軽に挑戦してみるという点では、こういった分冊百科がお薦めです。ネット通販では、すでに売り切れやプレミアム価格で販売になっているので、創刊号(299円)を書店で見かけられたら、買ってみてはいかがでしょうか。

ミニチュアのカツ丼や海鮮丼がプラモデルに!『フィギュアのごはんVol.1』

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注文していたプラモデルが届きました。

 

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エムアイシー社から販売されている『フィギュアのごはんVol.1』です。

食材パーツ表。

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食材パーツ裏。

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丼パーツ表。

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丼パーツ裏。

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どんぶりのプラモデルパーツを見るのは、フーテンの寅さんの啖呵売シリーズ以来かも。

 

ちなみに、プラモデルでは「ランナー」や「ゲート」という用語があるのですが、以下の図をご参考に…。

 

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説明書。

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『フィギュアのごはんVol.1』は、接着剤が不要な(いわゆる「スナップフィット」の)プラモなのですが、Amazonレビューでも指摘の通り、少し接合面が緩いので、フィギュアで遊ぶには接着が必要かもしれません。

 

『フィギュアのごはんVol.1』の素材はABS樹脂。接合には、ABS樹脂用の接着剤を使うのが王道でしょう。

モデラー(プラモデル製作者)の方々には、邪道と言われそうなのですが…、接着剤を使わずに接合する方法を2つほど紹介したいと思います。

 

1つ目の例は、祝い鯛パーツで説明しましょう。

 

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皿のパーツと鯛のパーツの接合面に、細く切ったマスキングテープを貼ります。

 

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マスキングテープの上に、両面テープを貼りましょう。

 

パーツを合体させると完成です。

 

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どんぶりパーツは、以下のような構造。
 

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パーツを合わせると丼が完成します。
 

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これも、以下のようにマスキングテープで固定する方法が簡単でしょうか。

 

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次に、2つ目の接合方法を紹介します。以下のように突起部分(ダボ)にマスキングテープを巻いて、ダボを太らせる方法です。
 

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割と強力にはまるので、少々の衝撃では外れなくなると思います。(ポリキャップ登場以前の、ガンプラの伝統的な関節パーツの補修手法ですね!)

 

ちなみに丼の直径は約2cm。

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標準的なドールハウスの縮尺である1/12スケールで考えると、実寸は直径24cmの丼になるので、やや大きいサイズ感ではありますね。なお、丼は合計6個あるので、2個あまります。(あまった丼パーツの流用方法も、余力があれば後日公開したいと思ってますが…。)

 

以下に、祝い鯛以外の完成品を紹介。

 

うな丼。

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海鮮丼。

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天丼。

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カツ丼。

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焼き鳥盛り合わせ。

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アップ写真で見ると、印刷の粒状感がありますが、肉眼では非常にリアルな感じがします。今のプラモデルって凄い…、と感心するレベルです。

 

工作としては、薄刃のニッパーを使うほうがストレスがないでしょうか。丼や鯛の尾を切り離すには、100円ショップで売っているようなニッパーでは、うまくキレイに切り離すことができないかもしれません。

 

 

ちなみに、フィギュアのごはんシリーズは、Vol.2の発売も決定しているようです。

 

Vol.2の焼魚群も楽しみですね。

 

 

フライングタイガーで買ったミニチュアのカトラリーと鍋

先日、北欧雑貨のフライングタイガーコペンハーゲン (Flying Tiger Copenhagen)の福岡店へ行ってきました。

 

そこで、ミニチュアのカトラリーセットと鍋セットを見つけたので、思わず購入。価格は、1セット各400円(税抜)でした。

 

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カトラリー3種。

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カトラリーの大きさは20mmくらい。色はゴールドとシルバーがあります。

 

フライパン2種。

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片手鍋2種(フタ付き)。

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鍋(フタ付き)。

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blog.jp.flyingtiger.com

実物を確かめた訳ではありませんが、カトラリーはAmazonで販売されているものと同じかもしれません。(画像で見る限り、すごく似てますね…。)

 

 

【ミニチュア素材】紙バッグ(ギンガムチェック柄)

福袋に続いて、ギンガムチェック柄のペーパーバッグ素材を作りました。

 

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ミニチュアの紙バッグの作り方は以下に。

 

www.mini-mono.net

上記のサイトで配布している展開図を型紙にして、100円ショップで売っている折り紙で紙バッグを作っても面白いかもしれませんね。100ショップの折り紙は、図案や色のバリエーションが豊富なので…。

 

【ミニチュア素材】福袋(紙袋)

ミニチュア用に紙袋型の福袋を作りました。

 

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福袋の文字は、最近購入した昭和書体の遊刃書体を使用しています。一般商用利用も可能な買い切りフォントなので、規約を読む限り、画像素材配布もOKだと思われますが、何か問題があれば違うフォントに置き換えるかもしれません。

 

紙袋・紙バッグの作り方は、近日中に別サイトにて公開予定です。

 

【追記】

紙バッグの作り方を公開しました。

www.mini-mono.net

毛筆フォント集の『昭和書体スタンダードパック』を購入

 

ずっと欲しかった昭和書体のフォントを購入しました。

 

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昭和書体は、昭和書体(旧コーエーサインワークス)から販売されている本格的な毛筆フォントです。今回のフォントパック『昭和書体スタンダードパック』は、フォント・アライアンス・ネットワークから販売されています。

 

収録フォントは以下の内容です。

 

昭和書体和文フォント基本書体シリーズ15書体
昭和楷書/昭和行書/風神/龍神/花神/清龍/弥勒菩薩/普賢菩薩/文殊菩薩/勢至菩薩/地蔵菩薩/虚空蔵菩薩/観音菩薩/不動明王/孔雀明王


昭和書体欧文フォントシリーズ114書体
BlackBrush25書体/PurpleBrush25書体/GreenBrush24書体/YellowBrush15書体/PinkBrush25書体


特典『昭和書体高解像度書体』2書体
豪龍/如来

 

私がインストールしたフォントは以下の17書体。

 

昭和楷書

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昭和行書

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風神

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龍神

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花神

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清龍

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弥勒菩薩

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普賢菩薩

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文殊菩薩

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勢至菩薩

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地蔵菩薩

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虚空蔵菩薩

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観音菩薩

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不動明王

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孔雀明王

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豪龍

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如来

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私の場合、主にミニチュア製作で使うので、高解像度書体の恩恵は受けにくいのですが、拡大印刷する方は、収録されている特典フォントは重宝するでしょう。

 

たとえば「豪龍」で入力した文字を拡大してみます。

 

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悪用防止のために透かしを入れていますが、字のかすれ具合など、非常に臨場感のあるフォントですね。

 

ミニチュアフード製作だと、昭和書体シリーズは和食系で活躍してくれるでしょうか。

 

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いい感じですね。

 

昭和書体は、日本に住んでいて、見かけたことがない方はいないのでは…?と思うほど、有名な筆文字でしょう。

 

たとえば映画の題名。

 

 ドラマ。

 

 看板やチラシ。

 

 ポスター。

 

 食品パッケージ。

 

 

 昭和書体スタンダードパックは、他のフォント集と比較すると、和文フォントの収録数は少ないのですが、本格的な毛筆フォントを使いたい方には、おすすめのフォント集だと思います。

 

 

余裕があれば以下も購入したいですけどね…。闘龍書体や黒龍書体が欲しいです。

 

 

【ミニチュア動画】100均素材だけでミニチュアおにぎりを作る!

 

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少しリアルさに欠けますが、とても簡単なミニチュアおにぎりの作り方をYouTubeにアップしました。

 

ミニチュアのご飯ものを作る場合、米粒作りが難点です。今回は、発泡ビーズの粘土を100円ショップで見つけたので、その作り方を…。

 


100均材料だけでミニチュアおにぎりを作る!

 

詳細は動画を見て頂くとして、少し補足します。

 

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今回、米粒パーツとなった素材は、発泡ポリスチレンとPVA(ポリビニルアルコール)です。

 

発泡ポリスチレンは、発泡スチロールという名称の方が一般的でしょうかね。PVAは、洗濯のり等に使われることが多いでしょうか。別名で、ポバールとも呼んだりするそうです。(ポリビニルアルコールの略称。)

 

 

【ミニチュア動画】粘土状シリコーンゴムで型取り・複製に挑戦!

 

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厳密に言えば複製はしていませんが、粘土状のシリコーンゴムを使って型取りをする動画をYouTubeにアップしました。

 

今回の型取り材は、パジコ社の『シリコーンモールドメーカー』です。

 

ラベルの印字を確認すると、製造年月日は2016年3月7日と思われるので、製造から2年経過しても劣化せずに硬化するのは、さすがの品質ですね。

 


粘土状シリコーンゴムで型取り・複製に挑戦!

 

 

 

【ミニチュア動画】ヒートプレスでミニチュアの丸皿作り

 

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樹脂板を加熱して、ミニチュアの食器を作る方法を動画撮影しました。

 


ヒートプレスでミニチュアの丸皿作り

 

基本的には、以下の記事の手順と同じです。

 

www.mini-mono.net

塩ビ板(塩化ビニールの板)は、100円ショップの硬質カードケースや下敷きなどで代用できますね。(最近の下敷きは、塩ビ以外に再生PET素材も増えている気がしますが…。)