ミニチュアのぜんざい
ミニチュアのぜんざいを作りました。
具材はダイソーの樹脂粘土製です。ホワイト・イエローオーカー・ブラウンの3種を使いました。久々に粘土を取り出したので、少し乾燥してましたが…。
ミニチュア工作的には、餅に焼き色を付けると情報量が増えて、よりリアル感が増すのですが、ぜんざいは茹でた丸餅を入れる派なので、シンプルにしています。
ミニチュア作例 雑誌掲載のお知らせ『100円雑貨完全ガイド』
2017年9月26日発売なので、すでに置いていない書店も多いかと思いますが…。また、正確には雑誌でなくムック本ですね。
晋遊舎さんの『100円雑貨完全ガイド』(完全ガイドシリーズ181)にて、私のミニチュア作例が載っています。
巻末の6ページほどを担当しました。
もし書店で見かけましたら、チェックされてください!
ミニチュアの塩ラーメン
1/6スケールです。ミニチュアの塩ラーメンを試作。
とんこつラーメンの盛んな地域に住んでおりますが、個人的には塩ラーメンも大好きです。
ドールハウスの新刊情報 ドールハウス教本vol.4「モンマルトルの丘」
最近、ミニチュア関連の書籍チェックを怠っていたのですが、今月もミニチュアの新刊が発売されるようです。
既刊のドールハウス教本とは誌面作りが違うようで、たいへん興味深いです。このシリーズは、vol.1とvol.2は買いまして、vol.3は買いませんでしたが、vol.4は購入する気がします…。
ミニチュアのフォーク
久々のカトラリー作り。ミニチュアのフォークを作りました。
指にのせて撮影するのは難しいですね…。
ブログなどのURLに半角のはてなマーク『?』の使用は避けたほうがよい理由
別にブログだけに限りませんが、URLの記述に半角のクエスチョンマーク『?』の使用は避けたほうがよい理由を…。
以下の記事を読みました。
内容としては、ブログ記事のURLに半角の『?』が入ってしまい、いろいろと不具合が起きたそうです。
URLパラメータ
たぶん聞きなれない言葉かと思いますが、インターネットの世界では『URLパラメータ』という仕組みが存在します。
ざっくり解説すると、URLの末尾に特定の形式を表記することによって、いろいろと便利なことができるようになる仕組みです。たとえば『検索』を考えてみましょう。
少し簡略化していますが、私のブログは『ミニチュア』を題材にしたブログなので、Googleで『miniature』というキーワードを検索してみます。
URLの末尾が?q=miniatureになっていることがわかるでしょうか?
次にamazonで『miniature』を検索…。
amazonの場合は、?field-keywords=miniatureという記述ですね。これでamazonページ内の『miniature』に関する情報を便利に引き出すことが可能になりました。
このように、インターネットの世界では、『?』の文字以降に、特定の形式を記述して、いろいろと活用する仕組みがあります。これを『URLパラメータ』と呼ぶようです。
基本の形式は、以下の通り。
さきほどのamazonの例で言えば、『field-keywords』というのがパラメータの名前で、『miniature』がパラメータの値です。ちなみに、パラメータが複数ある場合は『&』の文字列を使って、追加記述します。
もしもURLの途中に、半角の『?』が付いてしまうと、インターネットの世界では『?』以降に、何かパラメータの名前やパラメータの値があるのかな?と解釈するので、適切な形式になっていなければ、いろいろと不具合があるかもしれません。
(また、補足すると、『はてなブログ』や『はてなブックマーク』が悪いという訳でなく、URLパラメータの仕組みは、世界中のインターネットの仕様・ルールなので…。)
個人的には、こういった事態は、ブログタイトルを日本語URLに置き換える設定にしているブログなどで、ブログタイトルに半角の『?』を書いてしまうと起こりやすい気がしています。全角の『?』の使用ならば、たぶん大丈夫なはず…。
【ミニチュア素材】牛乳パック その1
先日、以下のミニチュアの作り方の記事を書きました。
牛乳パックのミニチュアです。
以下の素材を追加します。
『矢印牛乳』
『おかしい牛乳』
ミニチュアの作り方記事を参考に、以下のように切り出しましょう。今回は、緑色の部分も切り取ります。
組み立てると完成です。
また、余力があれば、素材のバリエーションを増やしたいと思います。
簡単な円錐台の展開図の作り方
円錐台(えんすいだい)のミニチュアパッケージを作ろうと思うと、展開図の製作に苦労しますね。
ちなみに円錐台というのは、以下のような形状です。
例1:カップアイス
例2:カップ麺
カップ麺の側面部分の展開図は以下のようになります。
なお、カップ麺の展開図は、以下の記事にて配布中です。
私の場合、こういった展開図を作る際は、Templatemaker.nl — free, custom sized box templatesというサイトを利用しています。海外のサイトですが、いろいろな包装の展開図を作成してくれるサービス(いわゆる『ジェネレーター』)です。
円錐台を作りたい場合は、以下から作成できます。
日本語ブラウザを使って表示すると、たぶん自動的に日本語表記になるはず…。私は(デフォルトで)英語表記の時代から使っていたので、英語表記に切り替えて使っています。(日本語だと、単位の「cm(センチ)」を「戦地」と和訳されたりするのが、ちょっと違和感が…。)
上部の直径を12mm。底面の直径を8mmで、高さは10mmにし、のりしろが不要な場合は、以下のように数値を入力しましょう。
最終的に『作成!(CREATE!)』ボタンを押すと出力されます。一般的には、PDFファイルにて出力(表示もしくはダウンロード)するとよいでしょうかね。
私の場合、Illustratorなどのソフトで加工したいので、ベクタ形式であるSVGファイルにてダウンロードをします。
ベクタ形式とラスタ形式の画像の違いは、以下にて解説中です。
私の場合、こういったサイトで展開図を出力しても、やはり微調整は加えています。こういった形状を実際に組み立てるのは、なかなか難しいですからね…。
歯科用の型取り材はミニチュア製作に使えるのか?
『歯科用の型取り材はミニチュア製作に使えるのか?』というご質問を頂きましたので、私見を述べてみたいと思います。
私がミニチュア製作を開始したのは、2011年から。まだまだ日が浅いとは思っていますが、もともとプラモデル製作をしていました。プラモデル製作は、30年以上の経験があります。
私の記憶によると、プラモデル分野で、いわゆる『レジン』や『シリコーン』を使い始めたのは、歯科医師や歯科技工士のモデラー(模型を作る人のこと)の方達だったような印象です。
なぜ型取りを行うのか?
プラモデルやミニチュア製作で、型取りを行う意義を考えると…
「同じ品質の複製品が量産できる」
という利点が大きいと思われます。
ワンオフ(ONE OFF)と大量複製
歯科の分野で考えますと、患者さんの歯を型取りする意義は…
「患者さんの歯を再現して適合する複製物を作る」
ということでしょうか。
場合にもよるでしょうが、基本的に複製物は1つで事足りるはずです。1つだけ製作することを、工業分野や模型分野では『ワンオフ』と呼びますが、患者さんの歯の複製物はワンオフのケースが多いと思われます。特定の患者さんの1つの歯を、大量複製するケースというのは少ないかもしれません。
アルギン酸塩印象材について
歯科分野では、アルギン酸塩印象材という型取り材が存在するようです。型取り材としては、かなり安価な部類でしょう。通販の楽天市場でも入手できます。
上記は、『ドクターアルギン』という製品です。
アルギン酸塩印象材は、『乾燥』・『離液』・『膨潤(吸収)』と呼ばれる性質を持っていて、型取り直後に複製したものと、型取りから時間が経過した後に複製したものでは、寸法の精度が違うという現象が起きるようです。
私は使ったことがないので、化学的な知識だけを根拠に類推すると、あまりミニチュアやプラモデル製作で利用しやすい型取り材とは言えないかもしれません。ワンオフの型取りに向いている素材だと思います。
模型分野での歯科用シリコーンの代表は『オーマラボ』
模型分野では、歯科用のシリコーンで人気が高いのは『オーマラボ』でしょう。Twitterでいくつかピックアップします。
肩のスラスターも無理矢理オーマラボで複製。一発で上手く行って良かった。 pic.twitter.com/PKw5oN1fUI
— すえぞ (@LED_Suezo) 2014年5月11日
すっかり忘れてたシールドの窓枠付けたぜ!
— ミサー@Mk-Ⅱ完成(*´Д`) (@mi_a_wa) 2015年7月20日
プラ板で作ろうと思ったけど時間無いんで初回のシールドからオーマラボった。 pic.twitter.com/Vp41bnosS8
「オーマラボった」という言葉は、「『オーマラボ』で型取りした」という意味です。
比較的に安価で人気の高かった『オーマラボ』ですが、現在では残念ながら、メーカー製造が中止となっています。
ブルーミックスに似た製品は…
ミニチュア製作での型取り材としては、『ブルーミックス』が有名でしょう。
以下のリンクはPDFファイルになりますが、ブルーミックスの物性表です。
キャプチャした画像は以下に。
練り合わせ時間は45秒。硬化開始時間は1分45秒で、硬さが74~78という数値です。
今回は、説明を省きますが、ブルーミックスは『付加型』のシリコーン材になります。歯科用の付加型シリコーンだと、以下の製品がブルーミックスに近い数値です。
操作余裕時間が1分。口腔内硬化時間が3分で、硬度が80という数値。
この『ドクターシリコン』シリーズは、4種類ほどありますが、硬化時間や硬度などを考えると、上記のタイプが1番ブルーミックスに近いでしょう。単価もブルーミックスよりも安いかもしれません。
個人的には、ミニチュア工作では、入手性が高い『ブルーミックス』や『シリコーンモールドメーカー』をおすすめしますが、こういった歯科用のシリコーン材が入手できる環境にあられる方ならば、代替できる場合もあるかと思います。